2008年09月15日

うつ病になった経緯(1)

2007年3月、自分は今の会社に入社した。前の会社とは同業他社であり、しかも最大手である。入社した当初は、この会社の社員になれてとても誇りに思った。
母の影響もあってか、自分はブランド志向が強く、この会社も仕事内容よりも会社の知名度に惹かれた面が大きい。

2日間の中途入社研修を終え、配属先につくことになった。しばらくは事務処理などをする程度でヒマな日々を送っていた。
そんな日々を送っているうちに、この会社に来て気づいたことは、前の会社と比べて、他部門とのやりとりが頻繁に行われていることだった。また、人脈の幅が広い。自分の入社を、直接関係のない部門の人間まで知っていた。前の会社では自分は必要以上のコミュニケーションをとらなかったので、つきあいが面倒そうだなと感じた。

そしてある日、自分に仕事の依頼が来た。それは、前の会社で使っていたツールをこちらでも導入を検討しており、そのツールを使ってこちらでも試して欲しいというものだった。

前の会社で培ったスキルを活かせることで、自分は張り切って取り組んだ。というのも、配属されて日々を過ごしているうちに、この会社のレベルの高さを感じ始めていたからだ。この先やっていけるだろうか不安に思ったものの、この時期は慣れればどうにかなるだろうと楽観的に考えていた。しかも今回の仕事は自分が一番スキルを持っているはず。自分の能力を誇示するいい機会だと考えていた。

そんなわけで、丁寧にコードを書き、資料をまとめ、レビューを行うことになった。レビューでは。新参者の実力がどの程度が興味を持ったのか20人以上の人が集まった。

レビューは、自分では完璧を期したつもりだったが、多くのところを突っ込まれ、自分はしどろもどろで受け答えるのがやっとだった。やがて自分の頭の上を通り越して議論が始まったりして、自分はそれについて行くことができなくなっていた。

丁寧にコードを書いていたことも返って仇となった。それぞれ現在の業務に忙しく、さらにこれほど仕事が増えるのかと敬遠されるようになってしまった。

こうして自分のデビューと言うべきレビューは、内容は受け入れてもらえたものの、自分にとってはさんざんな結果になってしまった。事実、二回目のレビューでは5人程度しか人が集まらなかった。自分の実力はこの程度かと思われたのかもしれない。

この会社で自分が唯一優位を保っていたものがこのような結果になり、自分は自信を失ってしまった。以降は、周りのレベルに自分を合わせようと必死になる日々を送ることになる。


ラベル:うつ病 転職
posted by tethys at 13:53| Comment(9) | TrackBack(0) | 転職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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