2009年07月19日

うつ病になった経緯(5)

2008年2月に入り、ただでさえ一杯一杯な状態に、海外の開発会社の窓口を任される重圧と不安感で、自分の状態はさらに悪化した。

2月に入ってからの自分の状態をまとめたテキストが手元に残っている。

○身体的な出来事
 軽い頭痛がする。
 常に軽い動悸がする。
 体が重い。
 ここ2週間ほどで2kg程体重減。
 以前より1〜2時間ほど就寝時間が早い。
 30〜1時間前に起床してしまう。

○心理的状況
 何もする気が起こらない。
 キャリアアップのために何かしなくては、という気持ちはあってもやる気が出ない。
 過去を振り返ってダメだったところばかり思い出す。
 エンジニアとしての心が折れてしまったような気がする。
 通勤の道すがら、自分はダメな人間だと落ち込むようになる。

○職場
 わからないことを人に聞きづらい、非常に勇気がいる。
 会議が非常につらい(動悸や軽いめまいがする)。


とにかく、心身ともにまともな状態ではなかった。

それでも、目の前の業務は何とかこなしてきた。しかし、片付けた仕事で、問題が発生したときに来るメール(題目ですぐわかる)が来るたびに、胸に大きな動悸が起こっていた。

そうした中、2月初旬、海外窓口の具体的な仕事内容について上司と面談をする機会が訪れた。

自分はこの場で、この仕事は断るつもりでいた。今の状態から考えてとてもできるような業務ではなかったからである。そのつもりで面談に臨んだ。

ところが当時の上司は、悪い人ではなかったのだが、仕事について語り出すと止まらないのである。
とにかく一方的にしゃべりまくる。当時の自分にはそれを制止してこっちからしゃべる気力はなくなっており、ただうなずくだけだった。
しかし、もう体の方が悲鳴を上げていた。上司の話を聞いているうちに、不安感で動悸が止まらなくなり、手で心臓の辺りをおさえていた。

それに上司が気づいた。

「どうしたの?」
「いえ、ちょっと…動悸が…」
「え? なになに? 気分が悪いの?」
「いえ、そうではなくて、ここのところずっと調子が悪いのです。実は心療内科に通っています。」

それを聞いた上司は、すぐに自分の状態に気づき、窓口業務の話を切り上げた。自分から申し出ることなく、この業務はやらないことに決まった。
そして今年になって新たに課せられた業務(ある業務でのメンバーとりまとめ役等)も解除され、メイン業務以外はほとんど無しに負担が軽減された。

その日、通院日で、トレドミンからルボックスへ変更となった。

翌日、自分に近い主任さんから呼び出され、さらに部長からも呼び出された。おそらく、上司から報告を受けてのことだと思う。
暖かい言葉で励まされ、配慮してくれることにとても感謝した。

しかし、自分はすでにもう、それらの配慮では救えないほど状態が悪化していたのである。
(続く)

ペタしてね


posted by tethys at 17:13| Comment(12) | TrackBack(0) | 転職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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