2011年11月25日

うつ病就職セミナーに行ってきました。

昨日、「うつからの就職活動セミナー」というセミナーを新橋で受けてきました。

その日、会場のビルには他にもセミナーがあったのですが、案内の看板には「うつ病」と書かれてなく、配慮を感じました。

内容は、障害者雇用枠で働いている方の講演、主催社のリワーク施設の紹介、そのリワークでやっているグループワークの体験でした。

もっとも参考になったのは最初の講演です。

講演の前にざっと障害者枠についての説明があり、改めて勉強になりました。
基本的にオープンとクローズで活動するメリット・デメリットを説明受けて、オープンで活動しつつ普通の枠を狙って現在就職活動している自分のような人は珍しいことがわかりました。
そして障害者雇用枠について。企業では障害者の雇用枠を設け、一定の雇用率を維持する義務があるのはご存じの方も多いと思います。
身体・知的・精神の各障害者枠に別れ、基本的に皆、月30時間以上働ける人を雇用すると1ポイント、それ未満の方を雇用すると0.5ポイント換算されます。制度上では雇用枠に身体・知的・精神の違いはあまりありません。
ただし、精神障害者が障害者枠の雇用対象になったのは平成18年で、他の障害者に比べて認知度はまだまだのようで、雇用された人も少ないのが現状です。

で、本題の講演。
その方は大手電機メーカーに就職し、コンサルティング会社に転職して、そこからスピンアウトしてベンチャー企業に入社したそうです。そこで営業の新規開拓が負担になってうつ病発症し、休職の後に退職、障害者雇用枠で現在の会社にお勤めになっています。
大手電機メーカーから転職…ちょっと共感を覚えました(笑)。

講演者の家族は奥様と娘さんの三人暮らし。住宅ローンが残っており、働かないと苦しい事情がありました。でも、再発は避けたいということで、障害者手帳を取得して障害者枠を応募したそうです。

障害者枠で雇用されると、収入も下がり仕事も簡単なものになって、どうしても昔の自分を思い出してしまうことがあるそうです。しかしそこから決別し、割り切って目先の仕事に集中することが大切だと語っていました。

30人くらいの聴衆の中、自分は真っ先に質疑応答で手を上げました(プチ躁のおかげ)。
「現在の仕事に働きがいはありますか?」と。
その方は、最初は単調な仕事でつらかったけど、とにかく以前と比較するのをやめるようにして、仕事に専念することで乗り切っていったそうです。入社して5年、いよいよ大きめな仕事に携われるようになってきたと語っておられました。

障害者枠で雇用されても、そこでも精神的な悩みは存在し、十分検討してから決断すべきなんだなと自分は思いました。今後の就職活動に影響を与えそうです。

リワーク会社の説明は省くとして(笑)、グループワークも結果的に楽しむことができました。
内容としては、6人ぐらいでの共同作業。皆知らない人たちです。
個人的に最初は面倒くさいなと後ろ向きだったのですけど、知らない人たちとのハードルのない話し合いで皆何らかの精神障害者ですから、すんなりと溶け込むことができました。
作業自体は簡単なものですが、作業を終えての振り返りにじっくり時間をかけて、自分なりの気づきを書き出すことになりました。

そこで自分が気づいたのは、個人では不安・面倒な作業でもチームでやることによって、コミュニケーションが活性化し、振り返るとやって良かったということでした。
ありきたりですけど、個人で就職活動していると忘れがちなことだったから、改めて気づけて貴重な体験となりました。

今後もこういったセミナーが増えるといいなと思いました。
特に、精神障害者枠で働く人たちの生の声をもっと聞きたいなと感じました。
このセミナーで得た収穫は上々です。

すみません、コメントはまた後ほど。


ラベル:うつ病 就職
posted by tethys at 09:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 無職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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