2009年07月04日

うつ病になった経緯(2)

えー、久々にこのカテゴリのエントリを書きます(笑)。前回が昨年9月だったので、およそ10ヶ月ぶりですね。
記録をとっていないから記憶が頼りで、中には思い出すのがつらいものもありますが、何とか書き残しておこうと思います。



自分が入社した頃は、プロジェクトが現在進行形で進んでおり、自分はその中で手伝いで仕事が舞い込むような形だった。具体的にはスポット的に依頼が入り、それについて仕事を行い、結果をレポートしレビューするという流れであった。

この頃は、会社のレベルと自分のスキルの差を毎日痛感する日々だった。入社2年目移行の若手はすでに自分と同等のスキルをを持ち、新人は周りをうまく活用しながら課題をこなしていく。コミュニケーション能力の乏しい自分は周りから取り残されたような気分だった。

周りが作るレポートはどれもまぶしく立派に見えた。自分もそれを真似したいのだが、なかなか筆が進まない。やっと作ったレポートも、自分ではとても満足できない代物だった。

レビューも怖かった。とにかく何を言われるか予想できない。レビュー予定日の一週間前から思い悩む日々だった。結果から言えばレビューで特に攻められることは無かったものの、レビュー前の不安感は毎回消えることはなかった。

そんな中、2007年夏、新しいプロジェクトが立ち上がり、自分は正式にアサインされるようになった。

ようやく責任ある仕事を任されるようになった、がんばるぞ!…などという気持ちには到底なれなかった。自分につとまるだろうかという不安感が強く出ていた。
それでも何とか業務内容を把握し、設計業務に移ることになった。

しかし、プロジェクトが始まったら他のプロジェクトメンバーの仕事の速さに驚いた。自分が速度1とするなら周りは5〜10に見えた。これを見て、これから先、この会社でやっていけるのだろうか…そういった不安感が強く出るようになった。

もう我慢できない。これはどこかで吐き出さないと壊れてしまう。
会社にはメンタルヘルスの相談電話が設けられていた。そこに電話相談をすることにした。
応対に出たカウンセラーさんに話を聞いてもらい、今でも通っているクリニックを紹介されることになった。
2007年9月のことであった。

(続く)
ペタしてね


posted by tethys at 14:29| Comment(12) | TrackBack(0) | 転職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分の目と周りの目は案外ちがうのかもしれませんよ.といっても,自分も転職してうつになった身なので同じような気持ちは分かります.
Posted by cobooo at 2009年07月04日 18:51
私も自分で希望して転職したのに不安で不安で自分の能力を過小評価していきました。
すごいわかります。この気持ち。
いま思うと私の場合は食欲低下は転職前なので、うつに気づかず転職して悪化かもしれません。
周りの人が速くみえるんですよね…。
Posted by 美臣 at 2009年07月04日 19:06
そうなんですよね。このときは自分を卑下しすぎていたような気がします。
今もなかなか、この気持ちは取れないものですが、病気になって、この思いを突き詰めることがいかに危険かがわかるようになりました。
Posted by tethys at 2009年07月04日 19:06
>美臣さん
確かめもせず、ちょっと周りを見ただけで自分より進んでいると思ってしまうのは良くないですよね。
Posted by tethys at 2009年07月04日 19:07
私は正社員ではありませんが、今ちょうどそんな感じです。
前は小さい会社にいたので、結構仕事にも自信を持っていたのですが、だんだん崩れてきました。

でも、同じ環境の中で病気を治していくのはなかなか大変ですね。
やはり考え方の転換が必要でしょうか。
Posted by ゆめ at 2009年07月04日 19:24
それは心配です…。

ですが、ゆめさんは新職場になって日が浅いのでまだ慣れていないためかもしれません。
時間が解決してくれるかもしれませんね。

大切なのは、周囲と比較して自分を卑下し、自己否定に走らないことだと思います。周りと自分を計るものさしほど、あやふやなものはありません。
それを鵜呑みにするのは危険です。

周囲を頼りにしたり、あるいは軽く話しかけてみるのもいいかと思います。意外と気分がスッキリするものですよ。
Posted by tethys at 2009年07月04日 19:44
リアルな筆致で読んでいると私もビリビリと焦燥感と不安が伝わってきました。
私は転職経験もなく、地方の中小企業のしがないOLだったけれど、仕事に対して不安を感じていました。
ましてtethysさんのお立場ではプレッシャーはいかばかりでしたでしょう。
レビューなんてお話を聞くだけで恐怖!
続き、待つ!
Posted by やまぶき at 2009年07月04日 23:14
いやあ、ふだん読書なさっているやまぶきさんにそう感じられると、自分の文章力もそれなりかなとうれしいです(笑)。
そうですね、このカテゴリは記憶の残っているうちに仕上げておきますかね。
Posted by tethys at 2009年07月04日 23:42
>周りが作るレポートはどれもまぶしく立派に見えた。
>周りが作るレポートはどれもまぶしく立派に見えた。
>周りが作るレポートはどれもまぶしく立派に見えた。


うわぁぁぁぁああああん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
今の自分とまったく一緒です。

みんなはどうしてあんなに上手く仕事も出来て生活も出来るの?ってずっとずっと思ってて・・・( p_q)
Posted by みぞれ at 2009年07月05日 12:04
あっちもいいし、こっちもいいし、ときょろきょろして自分を見失っちゃうんですよね。
これは今もたまに陥ることがあります。認知行動療法などをうまく活用しないといけないところなのでしょうね。
Posted by tethys at 2009年07月05日 12:19
うわぁ。これはほんと、迫真の文章ですね。面白い。
他の人のブログを読んでも、発病に至る経緯は名文なのです。やっぱり、魂の叫びなんだろうなぁ。
Posted by 捨てネコ at 2009年07月05日 14:10
うーん、そこまで反応していただけるとは(笑)。
やっぱり、記憶の残っているうちに早めに書くべきだったかなあ。この続き、あまり覚えていないんですよね(笑)。
Posted by tethys at 2009年07月05日 14:29
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