2009年08月02日

うつ病になった経緯(終)

業務上、負担を軽減させてもらったものの、メイン業務への取り組みは変わらなかった。
しかし、今振り返ってみれば、メイン業務すら正常に遂行できる状態ではなかった。

そして休職直前のメモがあるので引用する。

○2/X
 6時起床予定が4時30分に目がさめてしまった→再び睡眠できた(夢をみた)。
 起床から朝食まで沈んだ気持ちになっている。
 TVに写る人間と自分を比較してしまい気分が沈んでしまう。

 出社したくない気持ちが強いが、有休を減らしたくない気持ちから出勤。

 会社までの道のりで将来のことを考えて憂鬱になる。
  自分は歳の割に大したキャリアを積んできていないのではないか。
  今の職場から逃げ出したい→他に行き場所がある?
  通勤する人と意味も無く自分と比較してしまう。
  転職しなければよかった?

 会社の中に入ると最初に息の詰まる思いがする。
 周りをきょろきょろしてしまう。

 昼食はここ数日いつもより少ない(200kcal程度)
 昼食時に人の話題が出ているときに自分と比較し憂鬱になる。

 業務を順調に進めているときは落ち着くが、問題が発生するとたちまち落ち着きを失って落ち込んでしまう。
 頻繁に席を外す。

○2/X
 6時起床予定で5時ごろ目がさめる→再び睡眠できた。

 食欲が無い。軽い吐き気がするものの朝食は完食。
 吐き気は薬の副作用のようだ。

 会議の内容がよくわからなくてあせりが出る。
 宿題を出されて軽いパニック状態。

 昼食時も軽い吐き気を催すが、完食。味をあまり感じていない。食事中の会話が耳を素通りする。

 午後休を取りたいけれど、家に一人でいても気が滅入るような気がするので、定時まで何とかすごそう。
 仕事はかどるかな…

 定時頃に帰宅するも、家で何をしたらいいかわからず家中をうろうろする。
 休職したい⇔周りに迷惑をかけられない でせめぎあい。

○2/X
 6時起床予定で4時ごろ目がさめる→再び睡眠できたが、5時30分頃に起きる。

 変わらず食欲は無いが、完食。吐き気は特に無し。

 会社に行きたくないと強く感じるが、行く事にした。いつもよりも15分ほど早く出社。

 昨日より午前中の億劫感が強く感じる。

○2/X
 今朝は早期覚醒は無かったが、起き上がるのに大変苦労した。

 気分が悪い。軽い吐き気。朝食は量を減らして完食。

 会社にきたあとのメールチェックで、自分宛てのメールがきて軽いパニックになる。
 気が滅入っている。仕事をする気が失せてきた。無理のしない範囲でこなそうと思う。

 仕事が進まない。昼食の食欲がかなり失せてきた。でも完食できた。

 以前仕上げた仕事に変更の必要が発生。もともと気が滅入ったところにパンチを浴びせられた格好。今日は冷静に仕事ができそうにない。進捗の遅れでそろそろチームに迷惑がかかりそうだ。

 今15:15。定時まで2時間を切ったが、今の状態でできる仕事が無くてどうしよう。

16:40。問題対策が見つかりそうでパニック状態から少し脱出。


 夜、妻と話し合いをしている。休職したい思いが強くなった。


早朝覚醒、食欲低下、他人との比較での落ち込み…もう典型的なうつ状態だった。
自分宛のメールが来ただけでパニック状態になり、席を立つありさま。
また、この日々になって吐き気に悩まされるようになった。うつがひどいときにルボックスの副作用が最悪の形になって現れたようだった。

そして最後の日。

○2/X
 4時に目がさめる。気づいたら5時30分だった。寝ていたのだろうか?

 非常に気分が悪く、午前半休を取る。

 朝食は完食。

 日内変動のためか、すごく気分が悪く、落ち着かない。これまでで最悪かも。家中をうろうろしている。テレビも見る気がしない。

 午後出勤。メールの山をみてめまいがした。上司に報告するも自分でも考えがまとまらずに説明している。こりゃ帰ったほうがよさそうな気がする。


結局この日は、出社して数分いただけで、一日休むことになった。
そしてこの日が通院日で、上記のことを告げたら、主治医は「休職しましょう」と即座に答えた。診断書を渡された。

薬はルボックスからアモキサンに変更になった。

翌日出社して、部長と上司に面談して診断書を渡し、休職することになった。

上司からは、「業務のことは心配しないでいいから、ゆっくり休みなさい」ような旨の事をいわれたような気がする。
実際、メンバーのレベルは自分より遙かに高いのだし、自分の穴などあっという間にリカバーできてしまうだろうと思っていた。なので、上司の言葉は裏付けがあると思ったから、ありがたかった。

こうして休職の日々が始まった。

ペタしてね


ラベル:うつ病 転職
posted by tethys at 14:17| Comment(11) | TrackBack(0) | 転職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
能力というよりは分母の大きい会社ほど直ぐに休ませてくれるのかなぁと思います。
自分が出来ないって思い込んでしまった経験は私も同じなので良くわかります。
つらいですよね。
めまいや吐き気は更に追い討ちかけてきますし。
いつもながら自分の状況説明が上手いなぁと感心しました!
Posted by 美臣 at 2009年08月02日 19:05
そうですね、人が多く、横のつながりの強い今の会社は本当にすごいなと思いました。

状況説明、うまいですかね?(^^;
うまく伝わっているとうれしいです。
Posted by tethys at 2009年08月02日 19:53
休職への状況を客観的に残されているのが感心させられます.
Posted by cobooo at 2009年08月02日 20:14
本当におつらい状況でしたね。
温かく休職の診断を受け入れてもらえてよかったです。

メモ書きも客観的で、しっかりtethysさんのブログの文体になっているので、すごいなと感じました。

Posted by やまぶき at 2009年08月02日 20:21
>coboooさん
確かに今振り返ってみると、まるで人ごとのような記述ですなあ(苦笑)。

>やまぶきさん
客観的に書いているのは、素直に自分の気持ちを吐露できないからかもしれません。
Posted by tethys at 2009年08月02日 20:45
休職直前まで頑張って働いておられたんですね。
ほんとお辛い状態だったのではないかと思います。

こんな状態でもメモを書かれていたなんて
すごいなぁと感心させられました。
Posted by けん at 2009年08月02日 21:02
診察の時に参考になるかなと考えて残していたんですよね。
あと、残しておいた方が、後々振り返ったときに、状態の目安になると
考えました。
Posted by tethys at 2009年08月02日 21:24
調子の悪い中、これだけ詳しいメモがあったら主治医も判断しやすいでしょうね。
でも、メモといっても今のブログの文体と変わりませんね。
上司も理解があるようでよかったです。

ところで、tethysさん前から「あしあと」ありましたっけ?
Posted by ゆめ at 2009年08月03日 08:00
自分の場合、どうも気持ちをうまく表現することができないようです。
なので今のブログと変わらない文体なのでしょうね。

「あしあと」は、アメブロのペタのような感じだったので
Twitterとともに昨晩からつけてみました。
試験的に運用しようと思います。
Posted by tethys at 2009年08月03日 11:31
その時の状況が良く分かるメモですね。
私の休職前は、うつ病だと気付かずに過ごしていましたが、
職場環境を変えたくて転職を考えても、
自分自身のキャリアを疑って、どこにも行けないと将来を悲観していました。
メールを受けても、会議でも、頻繁にパニック状態になっていました。

私もそうでしたが、休職できたのは良かったですね。
休職はマイナスに感じますが、その当時の状況を考えると、
会社に行き続けていては、悪化する一方だったと感じます。
Posted by はいあーる at 2009年08月03日 11:32
はいあーるさんの当時の心境は自分とよく似ていますね。
とにかく出口の見えない袋小路にいるような心境でした。

この後書こうかと考えているのですが、休職にそれほど
抵抗はありませんでした。メンバーがすぐ穴埋めしてくれるだろうと
考えていたのと、とにかくその場から逃げ出したい思いが強かったからです。
Posted by tethys at 2009年08月03日 12:17
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